網誌
今になっても、やはりちょっと子どもっぽいところが殘ってるな... ...
熱度 5|
子どもの頃、家の近いところは砂糖工場と繋がっていた軌道があった。
毎日4時ごろ、サトウキビをぎちぎち載っている機関車はとんでもない音をゴロゴロ鳴らして去ってゆく。
あの時、僕はよく機関車を追いかけていた。
しかし、サトウキビの行列はいつも視界から消えて行った。
それでも、僕は走った。ゴロゴロの音を追っていた。
なぜあの頃僕はそう走っていてのか、今も分からない。
では、何でそんな昔話を述べたのか?
さて皆さん、笑うが良い。
今宵はある貓のばかものがたりである。
12月27日、
今年市役所は今日まで休んでないから、とりあえず國民健康保険を始末しよう。引越した後あれを全然忘れた。
と思った僕は自転車を乗って門真から寢屋川へ行った。
そこまでまだ正気だったが、
手続きが終わってから、僕はまだ帰りたくないので、駅の商店街に寄った。
商店街でぶらぶらして、電車の音は時々去っていった。
その音を聞きながら、ふと子ども頃ごろごろ鳴っていた機関車を思い出した。
気がついた時...僕はもう電車の軌道を沿って走っていた。
しかも京阪電車だ...
「...で!何をやってるんだ?!」と自分に突っ込んだ。
なぜこんな馬鹿なことをやったのか...僕は分からない。
むしろすぐに思考を諦めた。
とにかく僕は走った。走っていた。
空が暗くなった時やっとやめた。
「んーじゃ、帰ろう」と思ったが、
「ここ、どこ?」
......迷子になった。